学校のホームページには、学校のあらゆる情報を紹介するために様々なページが存在します。
しかし、すべてのページを学内で更新できるわけではありません。
この記事では、なぜ学校側で更新できない場所があるのかという理由と、どこは更新できるのかについて、具体的に説明します。
Contents
ホームページの更新をできる場所とできない場所がある理由
学校のホームページには、学校側で更新できる場所とできない場所が存在します。
先生や職員の方からみれば、すべてのページを自分たちが更新できたほうがいいのでは?と思われるかもしれません。
しかし、1年に1回更新するようなページや見た目よく仕上げるために技術が必要なページは、制作会社に任せた方が良いため、更新できない場所となっています。
では、更新ができない場所とできる場所の具体例について、順に説明しますね。
学校側で更新できない場所
説明に入る前に、学校のホームページの項目別メニューについて、以下の表のとおり体系化しました。
中高一貫校と中学のみ・高校のみによってメニューは若干異なりますが、大体同じような体系になります。
この中で学校側で更新できない場所は、これらのメニューすべてです。
これらのメニューは、基本的には1年に1回しか更新しないため、学校側ではなく、制作会社に更新を任せたほうがいいです。
例えば、進学実績一覧など、見栄えにこだわったり、表などのデザインを整える必要があるメニューも制作会社に更新をやってもらう方が良いです。
これは、パソコンとスマートフォン両方で見た時に表示が崩れないように編集するのに技術が必要だからです。
まとめると、
- 1年に1回更新するようなページ
- 更新すると表示が崩れる可能性があるページ
が学校側で更新できない場所となります。
学校側で更新できる場所
学校側で更新できる場所は、以下のような項目があります。
更新頻度が高く、必要なタイミングで簡単に更新が可能なものが対象となります。
- メイン画像
- 緊急連絡
- 旬なバナー
- 受験生向け情報
- 学校生活ブログ
- 在校生向け案内
- その他
順に説明していきますね。
メイン画像
メイン画像はホームページを見たときに1番最初に目に入ってくる画像です。
なので、説明会・文化祭など時期的に注目させたいものを、その都度学校側で更新できたほうが良いです。
更新方法は簡単で、対象ページに用意した画像をアップロードするだけです。
なお、画像だけでなく、動画を挿入することも可能なので、ホームページ訪問者に学校の雰囲気を伝えることができます。
緊急連絡
緊急連絡は、雪・台風・地震などの災害時に生徒や保護者に向けて即座に対応案内をする必要があるので、学校側の速やかな更新が必要です。
更新方法は、更新対象ページに情報を入力するだけです。
旬なバナー
旬なバナーはWeb出願・合格発表・入学手続・説明会申込などの旬なイベントを紹介したページへのリンクするためのものです。
通常、メイン画像の少し下あたりの目に入りやすい場所に設置されます。
更新方法は、更新対象ページに用意した画像をアップロードし、紹介ページのリンクを設定するだけです。
受験生向け情報
受験生向け情報は、受験生やその保護者に向けた入試情報や受験生参加行事などを随時更新します。
更新方法は、更新対象ページに情報を入力するだけです。
学校生活ブログ
学校生活ブログの内容は、学校行事・部活動・授業などについて、日常的に更新します。
更新方法は、更新対象ページに投稿したいカテゴリーに沿って、ブログ記事を作成するだけです。
在校生向け
授業・行事のお知らや配布物など、一般には出せないけど在校生向けに一斉案内をしたい場合は、ページにパスワードをつけて、在校生と共有するのに活用します。
更新方法は、更新対象ページに情報を入力後、画面の指示に従ってパスワードを設定するだけです。
その他
その他、教員の採用情報やバス(スクールバス・公共交通機関バス)の時刻表も、必要な場合は学校側で更新する場所となります。
これらの情報も、掲載時期は不定期ですがイベントが発生することは織り込まれているため、あらかじめ更新用に用意されたページに必要情報を入力するだけです。
おすすめの更新方法
学校と制作会社のどちらが更新を行った方が良いか、下表のように分類しました。
更新対応 | 更新頻度 | 更新難易度 |
---|---|---|
制作会社 | 少ない | 難しい |
学校 | 多い | 易しい |
頻度については、1年に1回程度のものであれば制作会社が更新を行い、時期ごとや不定期なタイミングで高頻度に更新が必要になる項目については学校側で更新を行います。
更新難易度については難しいところは制作会社が、易しいところは学校が更新をします。
この「更新難易度」というのは「更新方法が定型、つまり迷わずに作業できるかどうか」ということです。
具体例として、旬なバナーの更新であれば、あらかじめ時期ごとに掲載する項目として用意した一覧の中から更新をするだけ、といった感じです。
学校生活ブログの中の部活動の紹介であれば、学校に存在する部活動の種類をあらかじめカテゴリーとして登録しておき、あとは対象の部活を選択して記事を入力するだけの状態にしておきます。
いずれも迷うことなく、スピーディーに更新ができます。
このように、学校側で更新が必要になるメニューは、更新がしやすい環境づくりをあらかじめ行い、かつ誰でも操作できるように制作会社のほうでマニュアルも用意しています。
これを上手に活用することで、他の校務を考慮した簡単な更新を継続することをおすすめします。